フレンチブルドッグ専門情報

フレンチブルドッグ専門情報

フレンチブルドッグと言えば、潰れた顔に丸く大きな目。そして、愛嬌ある笑顔とユーモラスな動き。また、がっちりした体つきのわりには友好的という性質なので、とても人気の高いワンちゃんです。そんなフレンチブルドッグの特徴、性格、飼い方、気になる病気や平均寿命などを詳しくご紹介します。 フレンチブルドッグを飼っている人はもちろん、これからいっしょに暮らしたい、詳しく知りたいという方の為に専門犬舎ならではの情報をお教えいたします。

フレンチブルドッグの特徴

1880年代にパリの下町で熱心なブリーダーにより作出されました。パリの労働者達に人気があったのが、その特殊な外貌と特徴によって、上流社会や芸術家の世界に受け入れられ、急速に広まっていきました。 フレンチ・ブルドッグが、初めてフランスのドッグショーに出陳されたのは1887年。その約10年後の1898年に、フランスのケンネルクラブ(畜犬団体)で公認されました。

全体的に筋肉質でガッチリとした体型をしており、特に首から胸にかけてはとても太く厚くなっています。頭は大きめでスクエア型、丸く大きな目をしていて、口の周りから鼻先にかけての部分は短く、ペチャっと潰れた顔をしています。

お耳は「バットイヤー」「こうもり耳」とも呼ばれ、こうもりの羽のような立ち耳をしています。耳の付け根の幅が広く、左右の耳の間隔も広いことが特徴です。尻尾は生まれつきとても短く、短毛の被毛はなめらかで光沢があります。

体重は8~14kgが理想とされています。 体高は男の子では27~35cm、女の子では24~32cm 手足、胴体ともに短く構成されていることが大切です。

いびきをかく様子や寝姿、ユニークな動きや豊かな表情、大きな愛情表現がフレンチ・ブルドッグならではのたまらない魅力と言えます。

フレンチブルドッグの性格

とても愛情深く飼い主と一緒に過ごすことを好み、穏やかで明るい性格をしています。また、神経質で警戒心が強い子が少ない犬種のため無駄吠えが起こりにくく、犬とゆったりとした暮らしを望む人に向いている性格をしています。大らかな感性でフレンドリーに誰とでも接せられる子が多いです。 一方で、興奮しやすかったり、独占欲が強く、負けず嫌いな一面もありますので 子犬の時から、社会性を身につけさせるトレーニングをしっかりましょう。おもちゃの種類やサイズは、しっかりした大きさや硬さのあるものを選んであげた方が安全です。

フレンチブルドッグの飼い方

フレンチブルドッグは、他の犬種に比べて暑さにとても弱いです。夏は熱中症になりやすいのでエアコンで部屋の温度を調整するようにしましょう。 また、夏場は日中は歩かせてのお散歩は避けた方が安全です。早朝、もしくは夜中に気分転換程度に外に出すくらいにしましょう。

もし散歩中に呼吸が荒く激しくなった場合は、すぐに涼しい場所へ移動し、冷やしたタオルや水で足の根元を冷やすなどをして体温を下げるようにして、水を飲ませるようにしてください。

保冷剤を入れられるスヌード(首に巻くアイテム)等を使用した方がより安全です。 毎日のお手入れとして、鼻周りのシワや口周りから胸にかけて皮膚病が発症するケースがとても多く見られます。そのため、毎日ドライシャンプーや犬用のウェットシートでシワの間を拭き、常に清潔に保ってあげることが大切です。ラバーブラシで不要な毛を取り除いてあげることで血行を促し、皮膚病のケアにもなりますので、できるだけ毎日ブラッシングケアもしてあげるようにしてください。お耳も非常に汚れやすい子が多いので、こまめなお耳掃除も必要です。

フレンチブルドッグの多くは、飽きやすく何をするのもマイペースな傾向にあります。そのため、1日の中で10分程を2~3回に分けて、気分転換をさせながらトレーニングを行うと効果的です。 また、覚えるスピードもマイペースな犬種ですので、うまくできなくても叱らず、長い目でしつけを行ってあげてください。

フレンチブルドッグの気を付けたい病気

  • 皮膚がデリケートなので「皮膚疾患」は非常に多いです。
  • 「軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)」 口腔内の天井部(硬口蓋)から後方にのびた柔らかい部分を軟口蓋といいますが、この部分が通常よりも長いことで呼吸が妨げられておこる呼吸器系の疾患のことです。
  • 「潰瘍性角膜炎(かいようせいかくまくえん)」 角膜(虹彩と瞳孔の前にある透明な層)にただれ(潰瘍)をもたらす症状です。
  • 「第三眼瞼腺突出(チェリーアイ)」 目頭にある第三眼瞼(瞬膜)が飛び出している状態がさくらんぼに見えることから「チェリーアイ」と呼ばれる病気です。

フレンチブルドッグの魅力まとめ

愛くるしい顔。屈託のないまん丸の眼(まなこ)。あの人懐っこいとことこ歩く姿。 おおらかでフレンドリーな性格で、愛情深く天真爛漫に豊かな表情を毎日見せてくれます。 一度一緒に暮らすと、間違いなくフレブルのとりことなるでしょう。

のんびりとまったりと笑顔の絶えない時間を過ごせる、フレンチブルドッグは最高のパートナーになってくれるはずです。

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